家が建つまでの流れ

建てたい家をイメージする

まずは、「どんな家に住みたいのか?」「家をつくる上で、何を優先するのか?」というイメージを膨らませましょう。

ご家族で相談し、それぞれの希望や意見を話し合うことで、家づくりの優先順位が明確になり、住みたい家のイメージが見えてきます。

予算を決める

貯蓄や収入、将来の支出などを元に、住まいづくりにかけられる予算を考えます。購入後もゆとりを持って暮らしていけるように、無理のない資金計画を立てましょう。

家を建てる際に必要な費用は、土地代と建物本体工事費の他に、地盤調査や建築確認申請、地鎮祭・上棟式などの費用も必要です。さらに、各種手続き代や家具・家電製品代、お引越しのための費用なども考えなければなりません。

ローンを組むことも可能です。ただし、住宅ローンは借りられる限度額が定められていますので、事前に確認しましょう。

point 『お支払いのタイミング』

住宅業者やご契約内容によって差異も出ますが、建物本体の工事費用は設計委託契約時に建築費の10%が契約金として発生し、その後着工時に30%、施工半ばで30%、完工時に残りの30%をお支払いいただくのが一般的です。
通常住宅ローンは完成後引き渡し時に融資されますので、途中の支払いに関しては、金融機関からつなぎ融資を利用する必要があります。

住みたいエリアを探す

家族の希望と予算を元に「住みたい」と思えるエリアを探しましょう。
お子様の学校が通いやすい場所にあるか、バスの本数は十分か、なども大事なポイントです。

お問い合わせ・ご相談

住まい探しはインターネットでお調べいただくのも便利ですが、実際に不動産を扱っている業者に直接ご相談いただくのがおすすめです。
インターネットに掲載のない物件の情報や、ご希望により近いエリアの提案などが可能です。

敷地決め・現地調査

建て売りではなく、新たに家を建てる場合は、家を建てたい地域や土地の面積、法律上の問題が無いかなどを業者と一緒に確認しましょう。

土地を決めた後は、売買契約・所有権移転登記を行い、金融機関に住宅ローンの申し込みをします。

プランニング・お見積もり

家づくりのイメージやご希望に沿って、建築士が仮計画と最適なプランを考案します。

プランができたら、業者が概算見積書を作成します。
工事内容やお見積もり内容に、不明点や希望があったら、遠慮せずに確認しましょう。

仮契約

費用、期間、工事の内容に納得したら、設計申込のご契約を進めます。
打ち合わせ時とご契約内容に相違がないか、しっかり確認してください。

つなぎ融資の申し込み

建築確認申請書の提出や、金融機関へのつなぎ融資の申し込みを行ないます。

地盤調査

土地の状態を把握するため、地盤の状態を調査します。

土地によっては地盤の状態が悪く、改良が必要な場合があります。その際に、地盤を改良する追加費用が発生する場合もありますので、ご注意ください。

最終見積もり提出・本契約

最終的に決定した見積書や設計図の確認を行い、問題がなければ請負契約を結び、ご契約となります。

住宅ローンの申し込み

お申し込みには、建物の図面と契約書の写しをご提出していただく必要があります。
また、融資取扱手数料・保証料の他に、火災保険料・生命保険料などの保険料金も発生いたします。

施工

着工前に地鎮祭を行って工事の安全などを祈願し、工事が始まります。
※地鎮祭は必ずしも行う必要はありません。

基礎工事、家の骨組みを建て、上棟(屋根の棟木が掛かった段階)し、中間検査・仕上げ工事・設備工事の確認などを行い、図面通りに工事が進められているかなどを現場で確認します。

完工・点検・お引き渡し

お客様にお立ち合いいただき、ご納得いただけた後に更に最終確認をしてからお引き渡しとなります。