この場合、同じ家を長期優良住宅にすると、建築費が150万円高くなり、2,050万円となります。ここだけ見ると、建築費がかさんでしまうように感じられるかも知れませんが、長期優良住宅はここからさまざまな優遇措置が受けられます。
住宅ローンは減税が一般住宅よりも拡充されます。借入額が150万円増えていても、金利が下がるため、建築費が安いはずの一般住宅よりも50万円も総返済額が安く済みます。
さらに、所得税や登録免許税、固定資産税が軽減され、12万円の差が生まれます。その結果、合計で60万円も少ない支払額で家を建てることができることになります。